大学2年生からインターンシップに参加すると、就職活動で無双できます。
一般的にインターンシップは大学3年生(就活時期)になってから始める方が多いですが、最近では「大学2年生から始められる長期インターンシップ」に参加する方も増えてきました。
1.2年前までは東京都内や大阪、名古屋、福岡などの主要都市の募集が多かったですが、最近では、フルリモートでも働ける長期インターンシップも増えているため、地方の大学生も比較的簡単にインターンシップに参加できます。
この記事では、大学2年生から参加できるインターンシップの特徴や、インターン先の探し方、おすすめのインターン検索サイトなど、インターンシップ探しに役立つ情報をまとめました。
■私が使って良かった長期インターンサイト!
【1】Renew(リニュー)
プロのアドバイザーに相談できる長期インターンサイト
実際にリニューを使って、内定&長期インターンを始めました
優良ベンチャーの長期インターンが見つかるサイト
アプリも便利で使いやすい、想いを大事にする会社が多い。
【3】Infra(インフラ)
スカウトも届く長期インターンサイト
営業系のスカウトが多いけど、求人数も多くて使いやすい。
【25卒必見】大学2年生もインターンに参加できる?
インターンシップは大学2年生でも参加することが可能です。時期を見ても、全く早過ぎることはありません。
ただ、インターンシップを募集している企業全てが対象となるわけではありません。企業によっては、採用本選考に繋げるためにインターンシップを実施しているところも多いため、大学2年生は対象外になるケースもゼロではありません。
そのため、インターンシップ募集企業の中でも大学2年生を受け入れしている企業を探す必要があります。
【25卒必見】大学2年生のインターンシップとは
インターンシップは、大きく2種類に分類されます。「短期インターンシップ」と「長期インターンシップ」です。これらには言葉通り期間に違いがあります。
短期インターンシップは、短いものだと約1日~1週間、長いもので1週間~1ヵ月程度の期間で実施されます。一方で、長期インターンシップは1ヵ月以上(3ヶ月以上と定義されることもあります)の期間にわたって実施されるものを指します。
短期インターンシップは3年生からしか参加できない場合が多いのですが、長期インターンシップは2年生(2回生)のうちから参加することができるものが多くあります。
ちなみに、短期インターンシップと長期インターンシップの違いは期間だけではなく、その他にも仕事内容や給与などにも違いがあります。具体的な違いは下記の通りです。
長期インターンと短期インターンの違い
長期インターン | 短期インターン | |
期間 | 1ヶ月以上 | 1日~1ヵ月程度 |
給料 | 有給 | 無給 |
業務内容 | 社員と同じ通常業務 | 会社説明会・ワークショップ |
大学2年生から始めるなら長期インターンがおすすめ!
大学2年生から参加するなら、給料の貰える長期インターンを探しましょう
インターンは、仕事や企業、業界の理解を深められることはもちろんですが、インターンの経験自体が将来の就活においてアピールする経験となります。
それでも「インターンは大学3年になってから参加すればいいや」と思う就活生も多くいるでしょう。しかし、3年生になると、就職活動に向けて様々な準備を始めなければなりません。
自己分析や業界・企業選び、エントリーシートの作成、面接対策などと想像しているよりもやるべきことが多く、インターンに参加すること自体が日程的に困難になる場合もあります。
大学2年生のうちからインターンを経験することで、将来自分がやりたい仕事や就職したい企業や職種、業界なども見えてくるため、いざ就活を始めようと思った際に同世代の就活生よりも良いスタートダッシュを切ることができるでしょう。
就活前の事前準備という意味でも、大学2年生のうちからインターンに参加をすることをおすすめします。
【25卒必見】大学2年生からインターンに参加するメリット
大学2年生からインターンに参加することは多くのメリットがあります。
- 就活のガクチカに困らない
- たくさんの企業や職種、業界を知ることができる
- アルバイトみたいに給与がもらえる
メリット①:就活のガクチカに困らない
まず1つ目は、ガクチカに困らないことです。「ガクチカ」とは、「学生時代に力を入れたこと」の略です。
なぜ「ガクチカ」の話をしたかと言うと「学生時代に力をいれたことは何ですか?」という質問が、就職活動の面接においてどの企業でも必ず聞かれると言っても過言ではないほどの定番質問であるからです。そのアピールネタとして「インターンの経験」は非常に高い評価に繋がります。
もちろんガクチカは、インターンだけではなく、アルバイトやサークル活動、部活動、ボランティア、留学など何でも構いませんが、インターンの経験は、実際の企業で働いた経験であるため、採用後に活躍してくれるイメージに繋がりやすいのです。
3年生になっていざ就活を始めようと思った際に、「ガクチカが無い…」と悩む学生は非常に多いです。そうならないように、大学2年生からインターンに参加することをおすすめします。
メリット②:たくさんの企業や職種、業界を知ることができる
2つ目は、より多くの企業や職種、業界を知ることができることです。
大学3年生からインターンに参加するひとは多いですが、3年になると就活のためにやるべきことが多く、インターンシップに参加できる企業は、せいぜい2~3社程度です。また、その中でも長期インターンに参加しようと思った場合、1ヵ月以上の時間を要するため複数社のインターンに参加することが難しくなります。
一方で、大学2年生のうちは比較的自由に使える時間が多くあるため、より多くの会社の長期インターンを経験することができます。また、明確に志望している職種や業界が無い場合であっても、何社かの長期インターンを通じて自分自身に合う業界や職種、企業を知ることができるでしょう。
時間的に余裕があることは就活が始まる前の大学2年生の特権であり、その時間を長期インターンに使うことは将来のキャリア選択のためにも非常におすすめです。
メリット②:アルバイトみたいに給与が発生する
3つ目は、アルバイトみたいに給与が発生することです。
前述の短期インターンと長期インターンの違いの説明において、短期インターンは無給であるケースが多いですが、長期インターンは有給であるとご紹介しました。給与が発生することは大きなメリットと言えるでしょう。
大学生は、学業や将来のキャリアに関して考えることももちろん大切ですが、遊びや趣味、自分のやりたいことに打ち込むことも大切です。そのため、全ての時間を将来のキャリアのためだけに使うのも勿体無いですよね。
しかし、給料が出てるのであれば話が変わります。おそらく多くの大学生がアルバイトをしていると思いますが、目的がお金を稼ぐことであればお金も稼ぎつつ有意義な時間にしたいですよね。それを実現できるのが長期インターンシップです。
ちなみに、長期インターンの仕事内容によってはインセンティブ(成果に応じて追加で支給される給与)が発生するものもあります。その場合、アルバイトよりも効率よく稼ぐこともできます。お金も稼ぎながら、将来のキャリアに役立つ経験ができることも大学2年生のうちから長期インターンに参加する大きなメリットと言えるでしょう。
【25卒必見】大学2年生のインターンシップの探し方!
ここからは、実際に大学2年生がインターンシップを探す方法について解説します!
- インターンシップ検索サイトを使う
- 逆求人サイトを使う
- 大学のキャリアセンターを活用する
- SNSを使って探す
- 企業のホームページから直接応募する
- 友達や先輩から紹介してもらう
それぞれ解説します。
探し方①:インターンシップ検索サイトを使う
大学2年生向けのインターンシップを探すなら、インターン専用の検索サイトを使うことをおすすめします。
インターンシップ検索サイトは、名前の通り「インターンシップのみ」を検索、応募できる専用の求人サイトです。
仕事内容が丁寧に書かれているため、他の募集と比較がしやすい点、給料が明記されているので、入社前後で認識のすれ違いが起こらない点が求人サイトを使う魅力です。
個人的におすすめの長期インターンサイトはこちらです。
はじめての長期インターンを探すなら、この後紹介する逆求人サイトやSNSを使うよりも、長期インターンシップの専門サイトを活用することをおすすめします。インターン先選びの失敗を最小限まで減らすことができます。
探し方②:逆求人サイトを使う
続いて紹介するのは、逆求人サイトに登録して、長期インターンシップの誘いを待つ方法です。一見簡単そうに見えますが、意外に長期インターンのスカウトはこないため、個人的にはおすすめ度は下がります。
自分の学歴や過去の経験に自信があり、声がかかった企業から長期インターン先を選びたい方にはおすすめですが、スカウトはいつどこからくるのかが分からないため、直ぐに始められないのはデメリット。逆求人サイトのおすすめは、OfferBox(オファーボックス)という就活サイトです。
またスカウトをもらうためには「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」などの、プロフィールを丁寧に入力する必要があるため、準備に時間がかかります。ただし一度入力してしまえば、あとはスカウトを待つだけなので、大学3年生など就活を見据えて登録している方にはおすすめの探し方です。
探し方③:大学のキャリアセンターを活用する
大学のキャリアセンターに聞いてみると、過去先輩が参加した長期インターンシップを紹介してくれることがあります。
ただ大学によっては「長期」のインターンシップを推奨しておらず、全然サポートを受けられないこともあります。
探し方④:SNSを使って探す
続いての方法は、SNSを活用して探す方法です。長期インターンシップの募集情報が活発なのは Twitter(ツイッター)、長期インターンを調べてみると、たくさんの企業の募集情報が流れています。
長期インターンサイトには掲載されていないような、有名企業や成長ベンチャー企業の情報が溢れているため、ベンチャー思考の方にはおすすめの探し方です。ただし専門サイトと比較して、仕事内容や入社後の流れ、給料や手当の情報が手薄なので、入社したけど思った仕事と違った、、、なんてミスマッチのリスクも存在します。
SNSで長期インターンを探す際は、企業名の口コミや、実際に長期インターンに挑戦している方のブログや体験談を読んでおきましょう。またSNSからインターンを探すときは、本垢とは別に就活用垢を作ることをおすすめします。
※就活垢を作ると、いろんな方からDMで長期インターンどうですか?とお誘いが来ますが、個人的に怖いのでお断りしてました。なかには良心的な企業もあると思いますので、その際はしっかりと口コミをチェックしておきましょう。
探し方⑤:企業のホームページから直接応募する
どうしても参加したいインターンシップがある方は、直接企業のホームページに連絡する方法もあります。実際に私の友達も、直接企業に連絡をして面接のチャンスをもらっていました。正式に募集はしていないものの、受け入れを考えてくれる企業もあるので、連絡するのも1つの手段です(ただし返信をくれるのはレアケースと考えましょう)
探し方⑥:友達や先輩から紹介してもらう
友達や先輩が長期インターンに参加している場合、同じ会社の募集に応募してみるのも良いでしょう。友達や先輩が職場にいるなら、仕事を覚える際も安心ですし、最もミスマッチのない探し方だと思います。
【25卒必見】大学2年生におすすめのインターンシップサイト
大学2年生向けのインターンシップ検索サイトでおすすめなのは下記の3つです。
- Renew(リニュー)
- キャリアバイト
- Wantedly(ウォンテッドリー)
Renew(リニュー)
Renew(リニュー)は、大学1年生・大学2年生から参加できる長期インターンシップを厳選掲載した検索サイトです。すべての求人が有給(給料が発生する)なので、アルバイトの代わりに始める学生も多いです。
長期インターンサイトはたくさんの種類がありますが、個人的にはサイトが非常に見やすく好感を持ちました。比較的新しいサービスなので、仕事内容や入社した後の流れが分かりやすく、一緒に働く社員やインターン生のプロフィールも確認できるため、応募前から比較検討できます。
掲載している企業は、大手企業やベンチャー企業が多く、営業やマーケティング、企画、エンジニア、デザイナーなどの職種もあります。首都圏中心の募集がデメリットですが、フルリモートで働ける募集も多いため、地方学生の方も一度チェックしてみることをおすすめします!(Renewの評判はこちらから)
キャリアバイト
キャリアバイトは、長期インターン・学生アルバイトに特化した求人メディアです。大学2年生から参加できる募集内容も多く、運営会社が上場企業なのも安心のポイントです。
キャリアバイトもサイトが綺麗かつ、仕事内容や仕事のステップが明確に記載されています。また営業担当のおすすめポイントが見られるのも、キャリアバイト独自の特徴。他の会社と比べて、どんな点がおすすめなのかが見えてきます。
またキャリアバイトに登録してプロフィールを入力すると、掲載企業からスカウトが届くのもポイント。なかなか自分では探しきれない人にはおすすめです。ただしスカウトを大量に送る企業は怪しい企業やブラックな企業である可能性も高いので注意が必要です。(キャリアバイトの評判はこちら)
Wantedly(ウォンテッドリー)
https://www.wantedly.com/projects
Wantedly(ウォンテッドリー)は、ベンチャー企業やスタートアップ企業の募集に特化したサイトです。就活サイトや転職サイトとして使う方が多く、インターンシップ特化ではないですが、非常に見やすいサイトです。
エンジニアやマーケティングなどのIT系の募集が多いため、IT企業やベンチャー企業に興味がある方におすすめです。インターンサイト以上に、プロフィールサイトとしても使えます。
インターンシップ特化サイトではないので、検索条件が少なかったり、勤務条件(週何日必要か、給料はいくらか)が見えないのがデメリットです(Wantedlyの評判はこちら)
【25卒必見】大学2年生からインターンシップを探すときに知っておきたいこと
最後にインターンシップを探すときに知っておきたい注意点を紹介します。
- インターンに参加する目的を明確にする
- 大学2年生が参加対象であるかを事前に確認する
- 採用難易度が高く面接に落ちることが多い
- 最低でも週2日は確保しておきたい
- 履修登録に注意する
それぞれ解説します。
①インターンに参加する目的を明確にする
インターンシップを探す時には、インターン参加の目的を明確にしておきましょう。
インターンは学生のうちに社会人と同じ仕事を経験できることができる場です。しかし、参加するだけでは意味が無いです。インターンの経験は就職活動を有利に進めることができる経験というイメージが強いですが、参加したことが評価されるわけではなく、正しくはインターンを通じて得られた成果や経験、スキルが評価されるのです。
特に長期インターンでは、社会人と同じ仕事をするわけですから、普通のアルバイトよりも忙しいことがほとんどです。そのため、明確な目的意識を持って参加をしなければ、時間だけがあっという間に過ぎてしまったり、苦痛な時間となってしまいます。
将来の就職活動へ活かすために、インターンへ参加する前にまずは、自分は何のためにインターンに参加するのか、インターンを通じて何を学びたいのかを明確に整理した上で参加するようにしましょう。
②大学2年生が参加対象であるかを事前に確認する
大学2年生が参加対象であるかを事前に確認をしておきましょう。
インターンの中でも、長期インターンは大学2年生でも参加できると説明しましたが、全ての企業の長期インターンに参加できるわけではありません。企業によっては長期インターンであっても大学3年生、もしくは大学院1年生のみを対象としている企業があります。
そのため、事前にインターンの募集ページや求人票から大学2年生が対象であるかを確認しましょう。万が一明記が無い場合、応募前に一度問い合わせをすると良いでしょう。
インターンの募集であっても、応募する際に履歴書などを提出する必要があります。そもそも大学2年生が対象では無かった場合、履歴書を作る時間が無駄になってしまうため、事前に応募対象であるかを確認することをおすすめします。
③採用難易度が高く、面接に落ちることが多い
長期インターンシップは採用難易度が高く、アルバイトに比べると面接でとにかく落ちます。
長期インターンを始めた学生に話を聞いてみると分かりますが、皆さん平気で2.3社は落ちてます。多い人だと10社以上面接に落ちることもあります。
というのも、長期インターンを始めたい大学生はかなり増えてきていて、企業側も見極めて採用をしています。ビジネスメールのマナーを覚えるのはもちろんですが、面接の対策や自己PRの準備もしておきましょう。インターンシップの応募も2.3社併用して受けておくことをおすすめします。
④最低でも週2日は確保しておきたい
長期インターンに参加するときは、最低でも平日週2日間は勤務できるように履修登録やアルバイトのスケジュールを調整することをおすすめします。
多くの企業は勤務条件を設けており、ほとんどが週2日(1日あたり3.4時間の勤務)を求められます。また営業時間は平日が多く、土日勤務できるインターンも多くありません(営業系のインターンは土日も勤務できます)
⑤履修登録に注意する
最後は、授業の履修登録に注意することです。
長期インターンシップは、企業で働くため、基本的には平日の日中(9:00~19:00の間が一般的)に参加することになります。本業である学業も疎かにしてはいけないため、参加したいインターンシップに合わせて履修登録を工夫する必要があります。
「週〇日以上」「1日〇時間以上」勤務する必要があるといったように、長期インターンシップには参加条件が設定されていることがほとんどです。ただ、週5日、1日8時間などフルで稼働しなければいけないといった長期インターンシップはほとんどありませんから安心してください。
以上の理由から、どうしても参加したい長期インターンシップがあれば、事前に募集ページや求人票などに記載している参加の条件を確認してから履修登録をするのが良いでしょう。例えば、平日5日間のうち、2日は午前だけ授業を入れて、午後から長期インターンシップに行くといったように時間を無駄にせず長期インターンシップに参加することができるでしょう。
【25卒必見】大学2年生のおすすめインターンシップまとめ
今回は、大学2年生向けにインターンシップの探し方をご紹介しました。
- 短期インターンシップは就活向け、長期インターンシップはキャリア学習が目的。
- 長期インターンシップを通じて、将来のキャリア形成に繋がる知見やスキルを身に付けることができる。
- 大学2年生向けの情報収集は、ネット・SNS、学校、人脈等、様々な角度からアプローチする。
時間に余裕がある大学2年生から長期インターンシップに参加することで、将来の目標や自身の得意不得意を明確にすることができます。
キャリアプランのヒントを得られるという点で、長期インターンシップは、将来の自分を考えるきっかけを与えてくれる重要な活動と言えます。
今回の記事を参考に、未来の自分に対する投資として、長期インターンシップへの参加を前向きに検討してみてくださいね!
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